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DIII CZJ Sonnar 5cm f1.5 手元にやってきた、 このLマウントゾナーはシリアルによると1941年製造らしい。 戦中真っ只中なのであてにはならないけれど、コーティングが"T*"ではなく、 "T"なので戦中のコーティングかなと。 Tコーティングは戦時中の軍事機密だったとかなんとか。 アルミ鏡胴の安っぽさは戦中の物ならではということか。 しかも作りも粗雑というか、 例えば絞りはf22まであるのだが、f16で止まってしまう。 そこまで絞ることはないのでまぁいいか。 また、Lマウントの「ねじ切り」の精度が低いのか、 バルナックボディに付けると最後まで回りきるまでが硬いので扱いづらい。 もしかしてソ連製の偽物かなとかうがった見方をしている。 それでも写りは気に入った。 テッサーほどシャープでもなく、プラナーほど優等生という感じでもない。 似たようなジュピターとも違う。 私の持っていたジュピターは開放は完全にホワホワでちょっと使いたくない感じだったが、 このゾナーの開放はピントはしっかりきていて柔らかくぼけていく感じ。 最近出番の多いレンズの一つ。
by kasime
| 2015-03-14 22:49
| レンズ
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Comments(4)
ほ、ほしい…。
このレンズに飽きたら教えてください。 もしくは、Xenonとともにこのレンズも私宛てと遺言に追記しておいてください。
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see6969 at 2015-03-15 07:56
Sonnarいいですね。
お気に入りで常に手元に残ってます。 僕も前に持ってましたLマウントのやつ。 f16までの同じjena期Tマークでm小文字表記スモールレッドトライアングルという物です。 今はコンタックスマウントのf11までのが1本残ってますが、 このレンズ、1930年代の比較的初期から存在したことには驚きますね。。 同じ1.5クラスでもシュナイダーのXenonは愚か、オリジナルではSummaritも登場までしばらく待つことになりますから。。 上記2本も面白いレンズですが、やっぱり僕はSonnarかな? f2.8以降4くらいまで絞るとelmarやtessarに近い描写と感じておりますが、 どちらかというとやはり同時期のrollei standardのtessarのような質感でした。 あのレンズもいいですね!
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kasime at 2015-03-15 22:28
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kasime at 2015-03-15 22:31
see6969さん、
戦前jena期のツァイスはなんとも言えない魅力がありますね。 私はローライコードI型のトリオターも好きなレンズです。 ああ、OHしないと。 スタンダードのテッサーも透明感あって欲しいカメラです! 同時代のクセノンのようにボケもぐるぐるでうるさいということもなく、 よく写ると思いました。 さすがツァイスと唸りました。
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