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バンド・オブ・ブラザーズ
バンド・オブ・ブラザーズ_a0281778_18523652.jpg

KONICA Big Mini F

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線についてのドラマ。
(その続編が「パシフィック」)

ツタヤで、1本100円だったので、5本全巻借りてみた。
2日で見終わった。全10話だったけれど、あっという間だった。

「プライベートライアン」のスピルバーグとトム・ハンクスが、
関わっているようだけれど、
プライベート・ライアンの最初の30分のオマハビーチよろしく、
やはり、リアリティを追求している。

どれだけ戦争が悲惨なものか。

捉えた捕虜も問答無用で処刑。
略奪も当然のことのように行っている。

ドイツが降伏したのに、太平洋戦線はまだ日本と戦争している。
つまり、第二次世界大戦は終わっていないので、主人公達の部隊も、
まだ、戦時中。

待機状態が続き、やることのないヨーロッパで、アメリカ兵達は、
酒に溺れ、味方を射殺してしまう。

実話を元にしている。
映画の主人公達である、本人達がインタヴューを受けている。
一見の価値があると思う。




アメリカとソヴィエトを中心とした、「冷戦構造」が生まれるも、
共産主義は終わりを告げる。

ちなみに、
冷戦当時のキッシンジャーの「リンケージ」は、現在の沖縄基地問題に直結している。

そして、9.11以来アメリカは強力な軍事力のもと、世界の覇権を握る。

しかし、テロの泥沼へ。

9.11での死亡者は約3000人。
9.11以来の死亡者はそれを遥かに超えている。
(一般市民もボディカウントすれば、1万人以上。)
米軍兵士の死者数だけでも4000人を超えている。

不況と更に戦費はかさみ、国家が破綻寸前。
ついには、原子力空母を一隻、放棄する可能性まで出て来た。

その原子力空母は「ジョージ・ワシントン」
日本、横須賀を母港としている。

中国、ロシアは武力の強大化をはかり、恣意的行動が日ごとに増えている。

日本は国防費を削減する。

さて、どうやって自国の利益を守って行くのか。
世界経済は破綻寸前。

1929の「暗黒の木曜日」から始まる、ブロック経済、WWIIの再来?WWWIIIか?
今年、ギリシャが破綻したら、連鎖的にイタリア、ポルトガル、スペインあたりは、
破綻すると言われ、ユーロ圏に入っていない、イギリスでさえ、
空母を売りに出している。つまり戦争が出来ない状態。
それを見越したアルゼンチンは再びフォークランド諸島に目を向け始めている。

以前のように戦争で特需が生まれ、不況から脱せるのだろうか。
そのために戦争をするしか無いのだろうか。

「不景気」「不況」と言われても、
実際のところ、我々はピンと来ない。
この先、いつ日本経済、世界経済が破綻するとも分からないと言われているが、
実感がない。

恐らく、今月にギリシャが破綻しても、1000円のランチを食べている人は、
破綻したその日も1000円のランチを食べるだろう。

私はGXRに向かって、AFが来ねーよとつぶやいているだろう。

そして、ライカ、ライカと言っているだろう、ノーテンキな私。
(でも、お店からライカレンズが無くなっているのが現実。)
35年ローンを組んで家を購入する。
円高と喜んで海外旅行に行く。
ガソリンが高くなったと言いながらも、連休は大渋滞。

少子高齢化の進む日本において、内需の拡大はすでに見込めず。
来年度の年金支払いに支障をきたすとして、約2兆6千億円の赤字国債を発行する。

来年度の年金の支払いのためだけにだ。
2兆円って言われてもどんなものか分からないし。

35年後、いや、15年、20年後、自分の会社は存在しているのか。
中国やインドにあればまだいい。
万が一、倒産すれば無論、ローン完済のための退職金は出ない。

これから、子供には中国語、英語を猛烈に勉強させないと就職出来ないかも知れない。
賃金は「円」ではなく、「元」の方が良いと思う時期が来るかも知れない。

アメリカが空母を手放すどうかまで追い込まれていることを知ったことは、
本当に不況が目の前にやって来ているのだと思った。
by kasime | 2011-10-09 00:52 | つぶやき | Trackback | Comments(0)
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