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M3 Summilux50mm f1.4 先日、湿地帯に行った時、 思い立った様にM3で「自分撮り」をした。 つまり、セルフ。 三脚自体を持っていないので、 湿地帯にあった、テーブルにM3を置く。 露出がかなり低かったが、ピントを外さない様に、 絞り、且つ、動体ブレが無いようにf2.8、1/100。 50mmなので、そこそこ浅いはずで、 ちょっと心配だったが、目印の木にピントを合わせ、 2~3mほどだったので、まぁ外すことはないだろうと。 二回レバーを巻き上げ、チャージする。 そして、ボディにあるセルフタイマーをぐいっと一番下まで降ろす。 ふと思ったのは、 初期型のM3には「フレーム(セレクター)レバー」はないのに、 「セルフタイマーレバー」だけはあるのだなと。 ここだけは何か譲れないのかな。 で、小さなボタンを押すとかちっと音がして、 ジーッとゼンマイが動き始める。(多分ゼンマイ。) たっと木のそばに行き、片膝を付いてライカを見る。 ジーッ。 ・・・。 1人故かかなり恥ずかしい。 ジーッ。 長ぇ。 ・・・。 あれ? いつ切れるんだっけ? ? と、油断して、目をパチリと閉じた瞬間、「チャッ」とシャッターが切れる音がした。 M3のシャッター音が聞こえる程、人気もないし音も少ない。 あ。 絶対に目を閉じた。 あー。 もう一枚。 ピントを合わせ直し、巻き上げ、セルフタイマーレバーを降ろす。 ボタンを押す。 ジーッ。 たったったった。 片膝。 ジーッ。 まだか。 まだか。 まだか。 チャッ。 あら? そこ? てっきりレバーが戻り切った所がそうかと思ったけれど、 そうではなく、10時ぐらいで切れるのね。 ま、撮れたでしょ。 今度は小さな三脚を用意しよう。 追記;ネガをみたら、一枚目、しっかり目を閉じていた。思わず、笑ってしまった ま、二枚目を見ても笑えるんだけれど。何だか、腑抜けな顔してて。 これで、また一年後撮るのだ。 遺影のために。 セルフでも、お友達に頼んでも自分を撮っておいた方が良いと思う。 だって、死んだ時に遺影がないと困るでしょう。 父なんか、亡くなった時10歳ぐらい若い時の写真しか無かったもの。 あれ?ちょっと違うねって。
by kasime
| 2011-06-08 23:00
| 日記
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