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写美へ「ハーツ・アンド・マインズ」を観に行った。
所謂、ドキュメンタリーだったのだけれど、 1974年に作成されたもの。 これは今のアメリカとつい比べてしまう物だった。 ここまでボロボロのアメリカは見たことがなかった。 当時もヴェトナム戦争に介入するために、 様々な世論誘導があったように感じた。 しかし、初めてのアメリカの挫折。 泥沼化した戦争。 テト攻勢で捉えられた、ヴェトコンを何のためらいも無く、 同じ民族の南ヴェトナム政府軍の兵士がこめかみを打ち抜く。 ガクンとそのままヴェトコンは道路に崩れ落ち、 こめかみから真っ赤な噴水のような血が飛び出していた。 この映像はヴェトナム戦争を嫌悪のものとして世論へと向けたと言われている。 有名な映像だ。 米軍の爆撃手は家が吹き飛ぶのは見えたが血は見えなかったと言う。 子ども達も犠牲になっているのだろうと思った。 それが自分の子どもだったらと想像すると・・・。 と言うと言葉を失い、涙を流した。 この映画はヴェトナム戦争の反戦映画で、アメリカの非をメインとしている。 元CIA要員のある1人の語り手は、 尋問のため、CIAはヴェトコンを2人ヘリコプターに乗せて、 答えるよう求める。 だが、英語訛りのベトナム語は通じない。 答えられずにいる2人のうち1人をヘリから突き落とす。 残った1人はそれを見て、全てを話し始めたと言う。 良くある拷問の手法。 残念ながら、法的には問題ない。 ヴェトコンは正規兵ではないのでジュネーブ条約は適用されない。 しかし、当時の北ヴェトナム軍の虐殺などには触れられていない。 農村で北ヴェトナム軍に協力しないと、その村は虐殺される。 しかし、協力すると、アメリカ軍に連行される。 どちらにしても命はない。 ウェストモーランド将軍が言う、 「西洋人と東洋人の命の価値は違う」と。 所謂「命の値段」。 映画を見た、帰り道どんよりとした気分に覆われた。 でも、ヴェトナム戦争からアメリカ、そして我々は何か学んだのだろうか。 イラク、アフガニスタン。 日本はどちらの戦争にも賛同している。 劇中帰還兵は、「いや何も学んでいない。目をそらしている。」と答えた。 見ておかねばならない、映画だと思う。 政治の一手段としての戦争は国際法でも認められているので違法ではない。 正当な政治行為だ。 嗚呼、久しぶりにガタガタ書いてしまった。
by kasime
| 2010-06-25 20:12
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