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事故にあったローン・サバイバー
事故にあったローン・サバイバー_a0281778_22593272.gif

NIKON F NIKKOR-N・C AUTO 24mm f2.8


水曜日の夜、レディスデイ(私には関係ないが)に、ローン・サバイバーを観て来た。

評価;★★★☆☆

ミリタリーオタクじゃなければ、レンタルで十分。

米海軍特殊部隊SEALs(シールズ)が行った、レッドウィング作戦の映画化。

唯一の生き残り、マーカス・ラトレル氏が「アフガン、たった一人の生還」を書き、
それがベースとなっている。
この本は2009年に発売されたあと読んだけれど、
やはり、翻訳本は読みづらいなぁと言う印象だった。
イメージしづらい。

さて、映画は、痛い、痛い、痛いって感じ。
偵察に出たSEALsの4人がヤギ使いに見つかると言うミスを犯し、
仕方なく拘束するが、このヤギ使いを殺すか、逃がすかで揉める。
殺せば確実に作戦は上手くいく。逃がせばタリバーンに追われる。

4人はヤギ使いを逃がす選択をしたが、
ROE(Rules Of Engagement)=交戦規定では、
武装した者のみ攻撃が許されているので、国際法上も正しい。
非武装の市民を殺した場合、無論、軍事裁判で重罪。

結論として逃がし、タリバーンに追われ、4人の内3人が殺され、
救助に来た16人も死亡し、合計19人死亡すると言う、
シールズ創設以来最悪の結果になった。
(ビンラーディン殺害後の2012年にはシールズ隊員、
22人が偽の情報におびき寄せられヘリごと撃ち落とされて死んでいる。)

これはハーバード大学のマイケル・サンデル教授もネタにしている。
君たちならどうするって。

実話ベースなので結末は知っていたんだけれど、
事実とは若干異なる、救出シーンだった。
夜間ギリギリの救出だったはずなのに、昼にあっけなく救出。

エンディングの本人たちの映像はグッと来る物があった。
もうすでにこの世にいない人々が映像で残っていると、説得力がある。

皆さんはヤギ使いを殺す?逃がす?

大前提として、
シールズ隊員たちはミスをしていると言う事を忘れてはいけないと思った。
隠密作戦において「発見される」と言う大きな過ちを犯したため、
選択肢の幅が狭まった訳で、それを正義とか感動とかで括るのは、
亡くなったシールズ隊員達に失礼だと思う。

命をかけて戦場に行った。自ら戦場に行った訳だ。軍人だから。
その軍人としてのミスを犯したが故の話なので、
そこは見落とさない方が良い。
見誤ると安直にタリバーンは酷いとか、匿ったパシュトゥーン人はエラいという、
微視的な映画の見方になってしまう。

これは作戦の失敗談であって、感動の話ではない。
辛く、苦しく、酷い失敗談であって、決して美談では無い。

プライベートライアン以来の戦争映画とCMに書いてあったが、
まったくそれは違う。
プライベートライアンの戦場シーンのこだわりは永遠に超える事も並ぶ事も出来ない。

以下、事故について。↓




映画館内で客は6名。全く人気のない映画のようだ。
私と同じ列のカップルの女性が2時間の間中、
着信があればスマホをいじっていた。
回数はわからないほどで20回以上はスマホをいじっていたんじゃないかと思う。
その度に液晶の明かりで気が散って、イライラしっぱなしだった。

よっぽど立ち上がって注意しようと思ったが、めんどくさい事になる方が嫌だなとか考えると、
中々立ち上がれなかった。と言うより、映画が観たかったし。

連れの男性も注意しない所からすると二人とも「観ていない」んだろう。

突如、暗闇にピカッと液晶が光り、ぼやーっと女性を照らしていた。
何回か、抗議の意味も含めて、じっと見たが液晶をいじる事に集中していて、
気づかない。その目は真剣そのものだった。

液晶を指でなぞるたびに画面がスイー、スイーと動いていた。
つまらなそうな顔をして液晶が消す。
そして、数分以内に再びボヤッと光る。
その繰り返しだった。

映画館で携帯を使われた事があるのはもう10年以上前だが数回ある。
着信音が鳴ってしまい、駆け足で外に出る人、
普通に会話をする人。
まぁ、今ほどマナーが良くなかったし、良くある話だと聞いていたが、
本当に自分に降り掛かるとは思わなかった。
「あっはっはっは。」
「えー、今、映画見ているから行けねーよ。」ってはっきり聞こえた。

今回は相当時間も経っていて、これだけ、スマホやら携帯が普及して、
マナー、ルールが浸透している中でも、
どうしても守れない事態と言うのは起きるのだと実感した。

エンドロールが始まってすぐにカップルは出て行ってしまったので、
仕方なく、映画館スタッフに苦情を伝えた。
スタッフは申し訳ありませんと謝っていたが、
スタッフには悪い事しちゃったなとさえ思った。

いくら館内で映画が始まる前に「携帯電話の電源は切って下さい」と言っても、
切る事が出来ない人がいる。
本当は切らないといけないのだけれど、切れない。
着信があったらどうしよう。不安。

「やめたいのにやめられない」のを「依存症」と言うのだけれど、
今回は余り見たくない映画だったのだろうと言う事と、
スマホが気になって仕方が無いと言う事の二重の理由があったのだと思う。

男性に付き合った。
男性は誘った手前、スマホを注意できなかった?
もしくは男性も映画を見ていなかった?
レディスデイで誘いやすかった?

二人は恐らく30歳は超えているだろうと言う感じだった。
男性はスーツを着ていたがネクタイはしておらず、少し白髪が混じった茶髪。
40歳超えているかも。
女性はスーツを着ているが、
大きなオレンジ色のブランド品の買い物袋をぶら下げてた。
30歳は超えている感じかな。

そんな良い年した二人でも、(小学生だったら良いのかと言う事ではないけれど)
どんなに啓発活動をしても、
マナーとかルールを守れない、忘れてしまうと言う事を考えると、
これは「交通事故」だなと思った。

交通事故って、どんなに注意喚起、罰則が厳しくなっても起こるし、
ガードレールがあってもそれを突き破って車は突っ込んで来る。

今回のように、いくら映画館で注意喚起しても、事故は起きてしまう。

所謂、「ヒューマンエラー=人災」だけは避けられない。
物理的、機械的に押え込む他無い。
ヒューマンエラーは故意・過失関係なく起きる物だから、
避ける事は最小限にしか出来ない。

また、「意図しない結果を生じる人間の行為」(=JIS)のため
悪意を持っていない分、始末が悪い。

日々のルーチンワーク=スマホをいじるが、
ヒューマンエラーを引き起こしやすくさせているのだが、
どんなに注意深い人でもヒューマンエラーは避けられない。

スマホは毎日、いつもいじっている物だから、映画館である事を忘れてしまう。

ガードレールも突き破れるような薄い物ではいけないのだ。
絶対に突き破れないような厚い壁を作るべきなのだ。

人は生まれたときは性善説なのだが、生きて行くと性悪説に変わって行く。
これは仕方が無い。

ヒューマンエラーは存在する。
こればかりはどうしようもない。
必ず人は運転のミスをし、事故を起こす。

人を轢くために運転するのは殺人だが、それはごく少数だと思いたい。
決して轢くつもりが無くても轢いてしまう事もある。
これを防ぐためには先に述べたような物理的な方法でしか対応できないと思う。

京都だったか、フェアレディZがガードレールを突き破って空中を飛んで、
子供たちに突っ込んだ事もあった。

無論危険な運転をしたのが悪いのだけれど、
そろそろ、行政も「人を信じるのを諦める」時期なのかなと思った。

安全な道だと思っていたのに・・・何処を歩けば良いのか・・・と言った声が聞かれた。

もう、そんな危ない運転はやめて安全運転をして欲しい。
そう願えば、安全になると言う空想はやめた方がいい。

罰則を強くすべき、取り締まりを増やすべきと言った意見もある。

それでも事故は無くなることはない。
絶対にだ。

ガードレールじゃなくて、コンクリートの壁を作るべきなんだと思う。
突っ込んでも通行人を守れるように。
これをきちんと作らないのは行政の怠慢だとさえ思う。
安全運転をしない人が悪い。そりゃそうだ。
それではどうするのか?

罰則を強化します。そうですか。
それでも事故が起きる。

どうしますか?
更に罰則を強化します。

エンドレス。

話を戻す。
携帯なら電波を遮るようにするしかないと思う。
(その機材導入のために映画の値段が上がったりして。)
また、電源が入らないような強制力を持った、電波を使うか。
(色々と法に触れそうだけれど。)

それとも、電源を入れておくと携帯内全てのプライバシーを抜き取って、
映画館で上映しますと警告するとか?

映画館にそれほどのサービスを求めるのってバカバカしい話で、
観に行かなければ事故に会う事も無いのかな。

命に関わる事ではないけれど、お金を払ってサービスを受けているのに、
すごく嫌な思いしかしないなんて。

映画の内容が悪くて、お金返して欲しいと言うのは感想だけれど、
他の客に映画を見るのを邪魔されると言うのは苦痛と苦情しか残らない。

人を信じるのは限界がある。
どうしてもルール、マナーが守れない人は少なからず存在する。
これは仕方が無い。いくら注意しても無理だと思う。

どうしても話を聞かせたいなら、肩を叩くのはダメで、
肩をハンマーで叩いてからでないと話を聞かないだろう。
それは土台無理な話。

注意することに個人的なエネルギーを使うなら、
電波を遮るような物理的な方法にエネルギーを使いたい。

また多角的な見方によっては女性もかわいそう面もあると思う。
「付き合い」で見たくない映画を見ないといけないし、「着信」も気になるし。
「いいね」って、押さないといけない。
LINEだと既読が出るから、返信しないと、おトモダチが怒るのかもしれない。

今回、事故をもらって、私はルール、マナーはきちんと守ろうと思った。
「人のふり見て我がふりなおせ」と。
by kasime | 2014-04-04 22:59 | つぶやき | Trackback | Comments(2)
Commented by sasaki at 2014-04-04 23:13 x
こんばんは、よーく読ませていただきました。
嫌な思いをされてしまいましたね…(>_<)

私は必ず携帯電話の電源を切ります。
上映前に再確認するくらいです。

自宅でビデオを見ている訳では無いのですから「他人への気遣い、マナー」としてきっちり守ってもらいたいですね。

映画の中に引き込まれているのにボウッと光る携帯の光…。これほど嫌なものはありません。
この光を見ると一気にさめてしまいますよね。

そういうことを気にする人って、既読スルーだとか、返信をしなければ続かないような関係の人の繋がりばかりなんだろうなぁ…と感じてしまいます。

写真も私生活もマナー良くですね!!
Commented by kasime at 2014-04-05 23:11
sasakiさん、
こんばんは。
大変不快でした。
久しぶりにこういう行為を見たので、大変残念でした。
どうやっても、ルールを守れない人は存在します。
それを守ってもらう方法を考えると、
やはり物理的に、強制力を持って行うほか無いのかなって、
諦めに似た気持ちになりました。
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