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今、家の中でM6とElmar9cm、Ariaに50mmをつけて、
何か気になった物を撮っている。 二台を使っていると、 ふと気づくことがあった。 「巻き上げ」 何かこの行為が写真を撮っていると言う気分にさせてくれる所がある気がする。 この気分って大事なのかなと思う。 ノリっていうものか? なんと言うか、巻き上げると「チャージ」される気分。 自分の中で気持ちがチャージされて、次へのステップになっている。 あと、「仕切り直し」。 あ、今の失敗したかもと感じた時、巻き上げて「仕切り直す」のだ。 で、現像して「あ、やっぱり」と落胆するのだ。 しかし次のコマは何とか撮れていたりすることがある。 そんなことで巻き上げは今のところ、ファインダーと同じく私にとって重要な物だ。 だが、デジタルカメラで巻き上げがあると逆に戸惑う。 何故だろう、「仕切り直し」の必要がないからか? チャージするのではなく、次、次、と切り替えが私は中々できない。 巻き上げと言う行為は、 スナイパーライフルのボルトアクションに似ている。 米海兵隊、狙撃手たちの合い言葉、 「One Shot,One Kill!」に似ている。(と思いたい。) 巻き上げがないものはどちらかと言うと、 近代戦のマシンガンタイプ。 何発弾を撃つことができるか。 ヘタな鉄砲数撃ちゃ当たると言うが、 私がデジタルを使っていたときは、1時間ちょっとで170枚以上撮ってしまった・・・。 それを今、フィルムでも近いことをしている。あいたたた。 M6 Summicron5cm f2 (TMY-2)
by kasime
| 2009-12-12 22:23
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