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今日は、午前中、プリントのセレクトして、
午後から上野のヨドバシで、 ハービーさんに撮っていただいたプリントを受け取り、 その後、Lab Takeへ行き、プリント依頼をし、帰りに銀座に寄る予定だった。 が、上野で受け取った後、 妹の結婚式の時のネガを寝かせたままで忘れたことに気づいたので、 渋谷は明日にしようと思い、不忍池周辺へお散歩。 夕日が差し込んできて、いい感じと思って、 ぱちぱち撮っていたら、いた。 体格の良さが印象的な若い(30前か?)欧米人の男性で、 サングラスをかけ、えんじ色のTシャツ一枚に、ジーパン、 茶色から金髪の中間辺りの色のセミロンング風の髪型、 いかにも欧米の方といった感じの方が、 コンパクトのデジカメで不忍池の夕日や、後ろからカップルを撮ったりしている。 海外の方。ツーリストだった。 ここ最近、機会があったら、お声をかけようと思っていた。 ・・・。 10秒考えた。彼を見る。今、不忍池の淵で夕日を撮っている。 ・・・。 ハラ決めた。 つかつかつか。 ちょっと離れて、横に立ち、 手すりに手をかけ、 「すみません、あなたの写真を撮ってもいいですかね?」 途中、噛んだのはここだけの話です。 と、私はカメラを持ち上げて指で指す。 「おれ?」 と、彼は自身の顔を指で指していた。 サングラスをかけているので目は見えないが、 口元は微笑んでいた。 私、「うん」 彼、「いいよ」 笑顔だった。 「おっ、ありがとう!」 すっと、彼はカメラ正面に向いてくれた。 早速、構える。 緊張する〜。ピントを合わせながら、 ドキドキする。中々、合わないぞ。 ピントリングを回しながら、 「ちょっと、待ってねー」 ああ、初めて海外の人をファインダーに入れた。 すげー、すげー。 彼はにこりとしている。 サングラスの奥でどんな目をしているのかわからなかったが、 ピントが合った。すごく、長く感じた。シャッターを切る。 「ありがと!」 「どういたしまして。」 「いい旅を〜」 「お前もな〜」(え?おれ?極めてピュアな日本人ですが・・・) 「じゃあねー」 「じゃあねー」 と、 彼はゲートボールをやっている、おじいちゃんたちを撮りにいった。 改めて背中を見ると、でけー。 こんな「訳」で合っているかどうか、不明だが、笑 とにかく、撮れた。つか、声かけた。通じた。 わはは。楽しい。 国際交流である。 その後、また同じペースになり、 夕日越しの不忍池やら、歩く人を撮っていた。 歩いていると、骨董市をやっていた。 ちょっと覗く。 そこそこ人出があった。 そして、露天が途切れた所で、趣味のいい折りたたみ?自転車を片手に、 やはり、池の淵で、 デジカメを仕舞っている、スポーティなフリースとパンツを着た、 "LEON"に出てきそうな、うっすらとひげを蓄え、 ベリーショートの白髪まじりの、チョイワルオヤジがいた。 つまり今風のおしゃれな感じの人だ。 それでいて、嫌みがない。 なんと言っても、彼と自転車がマッチしていて、雰囲気がある。 ハラ決めた。 「すみません、よかったら、そちらのかっこいい自転車と、 ご一緒に撮らせていただけませんか?」 と声をかけると、 「私?」 「はい。いい自転車ですよね、それに雰囲気のある方だなって思って。」 「ええ、私で良かったらどうぞ、どうぞ。」 「あ、ありがとうございます!」 一枚撮る。 「ありがとうございます〜。」 すると、彼は、 「どちらの国の方?」・・・え!? 「あ、いや、日本人です。」・・・この答えもどうかと。 「あ、いや、ごめんなさい、どちらにお住まいなの?観光?それとも近く?」 「〜区です。」 「あ!そう〜、私は〜区なんですよ。どこか本とか?(使うの?と言う意味か?)」 「あ、いえ、趣味なんです。」 「そうなんだ〜。」 と、微笑んで、私の腰辺りにある、ライカを見て、 「ライカ?かっこいいねー。」 私はきょとんとしてしまった。 「あ、はい、ありがとうございます。趣味で自分で現像までしちゃってます。モノクロです。」 「うん、モノクロなんだ。」 「はい。自家現像なんですけれど。(リールに巻く仕草をする) とても、プリントまで出来なくて・・・。」 あれ?なんでこんな話に? すると、 「実はね、私もやっていたの。モノクロ、あとプリントまで。」 「えー!そうだったんですか?」 「うん、だからね、あなたが私を見たときに、あっ、って思ったんだよね。」 お互い、苦笑い。 「中々、プリントまで行き着けなくて・・・。場所の問題とか・・・。一人暮らしなので・・・。」 など、伝えると、 「私も、一人暮らしの時やっていたよ。出来るよ。お風呂場でやってたの。 黒いカーテン買って来て目張りすれば大丈夫。少しぐらいの光が入ったっても大丈夫。 お風呂場の灯りをダークライトにして。」 「あーなるほど!日暮里辺りで布を買えばいいんですよね。」 「そうそう。」と笑っている。 「今はね、デジタルなの、canonの。ファインダーが汚れて取れなかったから、 そこに預けて一時間ぐらいで直せるって言うから、時間つぶしていたの。」 と不忍池の反対側を指す。 「そうだったんですか〜、あのどんな写真を?」 「うん、私のときはフィート缶買ってね、隅田川とか撮っていたんだ。」 「あ、今、私がそうです!長巻買って、今詰めてきた所です。」 「何使っているの?」 PRESTOであることを伝えると、 「私は、10年以上、T-MAXの100」 あ、出た、T-MAX。結構人気あるな〜。 「やはり、富士が長巻無くなっちゃって、Tri-xと悩んでいたんですが・・・?」 「うん、そうだね。Tri-xはあんまり使わなかったなぁ。」 「粒状感とかいいますよね」 「そうだね。」 「400だと便利ですけどね・・・。」 「うんうん。」 とか話し込んだあと、 「あー、いやー、すごくタメになりました!とても楽しかったです!」 「ははは、ありがとう。」 「よろしかったら、もう少し撮らせていただけますか?」 「もちろん、僕で良かったら、何枚でも。」 うはー、良かったこの方に声かけて。 数枚、自転車と一緒に、そして、寄って。 ピントリングの「無限ストッパー」が今まであんまり経験していない場所にある。 すげー、こんなに見ず知らずの人に寄ったこと無いなと。 にこりと笑ってくれた。かっこいいひとだよ〜あなたは〜。とかなんとか。 丁重にご挨拶をして、お別れする。 たのしー。おもしろいー。 これからも話しかけてみよう。 すんません、いつも長文で・・・。 さて、現像します。 今日はやはり昨日と同じ、「ある確信」を得た。 あ、いや、「表現」とかそんな大それたことではなくて・・・。 一期一会。
by kasime
| 2007-11-14 21:57
| 日記
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